【鎌倉・吉兆庵美術館】江戸の書と美意識2020年03月04日
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江戸の書と美意識

色絵貼交葡萄絵屏風(一部)近衛信尹
戦国の世から、安定した政治へと時代が移り変わり、様々な文化が発展した江戸時代。公卿、武士、町民、それぞれの立場において、その美意識が異なっていたといいます。
本来の権威を失いながらも、芸能や家職で財源を養っていた公卿。質素倹約を推進しながら、茶道の侘び寂びを昇華させていった大名や豪商たち。贅沢禁止のお触れが流れる中で、役人からの厳しい目をかいくぐり、粋なおしゃれへと展開していった町民たち。それぞれが好み、流行した書、器、装飾品をご紹介します。
また、今回初公開をする屏風には近衛信尹の筆と伝わる和歌が散らされています。近衛信尹は、桃山時代から江戸初期にかけての公卿で、関白まで上り詰めた人物でありながら、「寛永の三筆」としてその筆が後世まで称えられました。

鉄線蒔絵双六

古染付結文形羅漢図平鉢

勧進大相撲興行之図 一陽齋豊国
(二代目 歌川豊國)(一部)
展覧会概要
会場 | 鎌倉・吉兆庵美術館 |
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企画展 | 江戸の書と美意識 |
会期 | 未定~6月14日(日) |
休館日 | 令和2年4月6日(月)、20日(月)、5月18日(月)、6月1日(月) |
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |