【岡山・吉兆庵美術館】横浜真葛焼の世界2020年06月15日

横浜真葛焼の世界

真葛窯変釉蟹彫刻壺花活

浮彫による立体的な形状と色彩の美しさで人々を魅了し、比類ない技巧から陶芸の魔術師として知られる宮川香山。京都で茶陶を得意としていた真葛窯は、明治時代に貿易が自由化されたのをきっかけとして、初代宮川香山によって明治4年に横浜で開窯されました。そしてわずか5年後にはフィラデルフィア万国博覧会へ出品した作品が見事受賞し、その後も国内外で数々の大会にて受賞を重ねていきました。
はじめは浮彫の写実的な技巧に傾倒していましたが、次第に釉下彩のグラデーションによる奥深い色調や独自開発した釉薬を駆使し、人々を魅了しました。また、明治29年には帝室技芸員に任命され、陶芸界を牽引する存在となっていきました。しかし、昭和20年の横浜大空襲により、四代まで続いた横浜真葛窯は戦火とともに消え、今では「真葛窯変蟹彫刻壷花活」をはじめとする高度な彫刻の技術も謎のままとなっています。
今回は、浮彫の技巧が冴える陶芸品と彩色の美しい作品に着目し、横浜真葛焼の作品群を展覧します。

注意事項:
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、下記の注意事項をご了承の上、ご来館いただけますようお願いします。
・マスクの着用をお願いします。
・発熱や咳の症状がある場合や、体調がすぐれない場合は入館をご遠慮ください。(場合によっては、検温をさせていただくことがあります)
・展示室では、他の方と1m以上距離をとってご鑑賞ください。
・静かにご鑑賞ください。
・状況によっては、入館を制限させていただくことがございます。

当館スタッフもマスクを着用して対応いたしますので、あらかじめ、ご了承ください。

紫釉盛絵芙蓉ニ波大花瓶

鴛鴦置物

古清水意真葛焼窯水指

展覧会概要

会場岡山・吉兆庵美術館
会期令和2年6月20日(土)~8月30日(日)
休館日7月6日(月)、20日(月)、8月3日(月)、17日(月)
時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
ギャラリートーク令和2年7月18日(土)・8月15日(土)
※各日とも午後2時から(約20分) 2階展示室にお集まりください。
入館料大人・高校生600円、小・中学生300円、65歳以上480円