【吉兆庵美術館】魯山人の春夏秋冬2026年08月03日

【吉兆庵美術館】魯山人の春夏秋冬

乾山風椿絵鉢


「すべての物は天が造る。天日の下新しきものなしとはその意に外ならぬ。人はただ自然をいかに取り入れるか、天の成せるものを、人の世にいかにして活かすか、ただそれだけだ。(中略)だから、われわれはまずなによりも自然を見る眼を養わなければならぬ。これなくしては、よい芸術は出来ぬ。これなくしては、よい書画も出来ぬ。絵画然り、その他、一切の美、然らざるなしと言える。」
 これは、自然の美を師とし、「自然美崇拝」を信条に、生涯をかけて美を追求した北大路魯山人の言葉です。魯山人は、自然こそ最高の芸術であり、その中にこそ真の美の根源があると考えていました。自然を深く見つめ、その姿を写し取り、形にすることによって、魯山人芸術は生み出されました。
 日本には四季があります。そして、春夏秋冬を愛で、表現する豊かな文化があります。絵巻物や屏風絵、掛け軸などの日本画をはじめ、焼き物や蒔絵などの工芸品、さらには扇子や団扇といった日用品、着物や浴衣、和菓子にいたるまで、日本人は季節の草花や紅葉、鳥や虫などの自然の姿を、さまざまな意匠として表現してきました。
魯山人もまた、作品の中に四季の情景を数多く取り入れ、独自の美として表現しました。本展では、芸術家・美食家として知られる北大路魯山人が追求した「四季の美」を、「春」「夏」「秋」「冬」の章立てでご紹介いたします。 季節の移ろいを映し出す器、料理を引き立てる意匠、そして自然への深いまなざし-。魯山人が生涯を通じて探究した“日本の美の本質”を、作品とともにご堪能ください。どうぞごゆっくりご鑑賞ください。


注意事項:流行性感染症拡大防止のため、
     下記の注意事項をご了承の上、ご来館いただけますようお願いします。
 ・マスクの着用については、お客様個人の判断に委ねます。
 ・発熱や咳の症状がある場合や、体調がすぐれない場合は入館をご遠慮ください。
  (場合によっては、検温をさせていただくことがあります)
 ・展示室では、他の方と1m以上距離をとってご鑑賞ください。
 ・静かにご鑑賞ください。
 ・状況によっては、入館を制限させていただくことがございます。 
当館スタッフはマスクを着用して対応いたしますので、あらかじめご了承ください。


絵織部かやり

色変立田川向付

銀三彩輪花鉢

展覧会概要

会場吉兆庵美術館
会期令和8年9月11日(金)~12月13日(日)
※状況によりましては会期が変更になる可能性もございます。
 ご来館の際はHPをご確認くださいますようお願い申し上げます。
休館日令和8年 10月5日(月)、10月19日(月)、11月2日(月)、11月16日(月)、12月7日(月)
時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
ギャラリートーク令和8年11月7日(土) 14:00~(20分程度)
 2階展示室にお集まりください。
入館料高校生以上65歳未満600円、小・中学生300円、65歳以上480円