真葛窯藤之畫花瓶
二代 宮川香山(真葛香山)

真葛窯藤之畫花瓶二代 宮川香山(真葛香山)

  • まくずがまふじのえかびん
  • 径360mm 高478mm
  • 明治〜昭和初期

仁清の最高傑作である色絵藤花図茶壷の図案に倣った作品で、花瓶という名称ですが茶壷特有の四つ耳が取り付けてあります。本歌よりも色彩を落ち着かせ、より写実的に葉の緑釉の濃淡を出し、自由に伸びる蔓の曲線にもオリジナル性を表現しています。また縁取りを金彩で行うことで、上品さを醸し出しています。