備前手桶花入
北大路魯山人

備前手桶花入北大路魯山人

  • びぜんておけはないれ
  • 口径285mm 高300mm
  • 昭和33年頃

柔らかな備前土を筒形に成形し、そこから一気に左右二本の把手柱を切り出すという、スピード感ある切り口や箆目が豪快な作品です。絵付けを脱し、造形にも優れた技量を持っていたことを裏付ける、最晩年頃の熟達の境地を示す作品です。