武蔵野鉢
北大路魯山人

武蔵野鉢北大路魯山人

  • むさしのばち
  • 径215mm 高115mm
  • 昭和28年頃

ススキ野原は、武蔵野をイメージさせる風景です。魯山人はこの景色を特に好み、多くの器や屏風に描いています。この鉢は、下部を呉須で掻き落とし、上部を鉄絵でススキを描いてあります。銀彩で塗りつぶした満月が、武蔵野の風趣を表現しています。