黄釉染付桑に群鳥の図
二代 宮川香山(真葛香山)
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- 黄釉染付桑に群鳥の図 二代 宮川香山(真葛香山)

黄釉染付桑に群鳥の図二代 宮川香山(真葛香山)
- おうゆうそめつけくわにぐんちょうのず
- 径260mm 高500mm
- 明治〜昭和初期
補色関係にある黄色と青は見事なコントラストの効果を生みます。さまざまな釉薬を使いこなす横浜真葛窯ですが、あえて桑の木を染付の青一色で描くことで気品が漂うデザインとなっています。同時に葉の重なり合いや幹の凹凸を、水彩画を描くように表現された、滑らかなグラデーションも最大の見どころです。
コレクション
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於里扁木の葉皿おりべこのはざら 縦110mm 横230mm 高28mm 昭和30年頃人類が最初に食べ物を盛ったのは木の葉だったということから、焼物で木の葉の造形を作り出しています。本物の植物を使用せずして、緑葉のみずみずしさと共に料理を提供できる、他の作家には見られない、料理人ならではの発想の元で作られた作品です。 -
三十六佳撰「茸狩・ひな遊・旅路」さんじゅうろっかせん「たけがり・ひなあそび・たびじ」 縦370mm 横750mm 明治25~26年浮世絵師の地位向上のため、江戸時代に人気を博した妖艶な姿の美人画ではなく、歴史的事実に基づいた品格のある美人を描いた年方。このような画風は門下の鏑木清方や池田焦園らに引き継がれました。 -
軸絹本「牡丹図」じくけんぽん「ぼたんず」 縦447mm 横560mm 昭和17年頃深みのある色彩と濃淡を駆使しながら、牡丹のふんわりとした様と複雑に重なりあう葉を描いています。右にある漢詩は13世紀の中国・南宋で活躍した石田法薫禅師の句を引用したものです。牡丹が一日真っ赤に咲けば、皆その美しさに酔いしれるといった意になっています。 -
彩色備前普賢菩薩香炉さいしきびぜんふげんぼさつこうろ 縦150mm 横200mm 高185mm 江戸時代中期中世から桃山時代にかけて日本国中で好評を博した備前焼ですが、江戸時代に入ると、瀬戸や美濃、有田などにその座を奪われました。備前窯では細工物の彩色備前などを開発して、その状況を打破しようとしました。岡山藩お抱え絵師の指導のもとに、低火度で焼いた人物・動物などに胡粉や岩絵具で彩色し、幕府や他藩への贈答用に用いました。 -
軸絹本 漢文じくけんぽん かんぶん 縦1040mm 横510mm 明治時代不見宸宮滞碧空 尚餘王気与山雄 一千三百年前寺
法隆寺から眺めた山々の景色と自身の立場を詠んだ漢詩です。 -
備前緋襷大皿びぜんひだすきおおざら 径372mm 高91mm 昭和30年代分厚くどっしりとした大皿の器胎に赤々と燃えるような緋襷。作品同士の付着を防ぐため、藁を敷いて重ね焼きしたものです。鯛の塩焼きやちらし寿司がよく合い、料理を引き立てる備前焼の魅力を感じさせます。 -
平和へいわ 縦360mm 横780mm 昭和時代理論物理学者である湯川秀樹は原子核内部に中間子の存在を予言し、これが証明されたことで、日本人として初めてノーベル賞を受賞しました。近代では、戦争兵器開発に余儀なく協力する物理学者も存在し、同じ立場の研究者として切に平和を願って揮毫したものです。 -
御所人形 春駒持ごしょにんぎょう はるこまもち 縦300mm 横330mm 高350mm 江戸時代後期徳川御三卿として知られる、田安徳川家旧蔵品。葵紋付きの紫地の衣装、茶金襴の帯、金箔彩色の春駒など、その一つ一つに入念な仕事が見られます。当時の高貴な稚児の髪型も鑑賞でき、歴史資料としても貴重な作品です。 -
紫釉盛絵芙蓉ニ波大花瓶むらさきゆうもりえふようになみおおかびん 径300mm 高443mm 大正時代外国の雰囲気を漂わせながらも、日本らしい波の絵付けが見られる美しい花瓶。同じ焼物の世界で活躍し、帝室技芸員であった伊東陶山による箱書があり、「一生中之傑作」と技術の高さをお墨付きされた作品です。 -
太古石ニ鸚鵡置物たいこいしにおうむおきもの 縦95mm 横115mm 高293mm 明治〜昭和初期こちらに向かって語り掛けようとする鸚鵡。ほんのりと頬を薄紅に染め上げ、開いた口元からは小さな舌が覗きます。一見真っ白な白磁で見えにくくなっていますが、こちらの鸚鵡も細かな羽毛が一筆一筆丁寧に描かれてあります。見えるところにも、見えないところにも手を抜かない、このような神経の行き届いた作風に繊細な人間性が感じられます。 -
勧進大相撲興行之図かんじんおおずもうこうぎょうのず 縦370mm 横750mm 江戸後期この相撲絵は江戸の両国で行われた勧進相撲の様子を描いたものです。画面中央には第12代横綱・陣幕久五郎と関脇・荒鹿大五郎が相撲を行っている様子が描かれています。 -
日本橋區大博馬町参丁目 大丸屋呉服店繁栄圖にほんばしくおおはくばちょうさんちょうめ だいまるやごふくてんはんえいず 縦370mm 横750mm 明治時代こちらの大丸屋の前には電灯や電柱が建てられてあり、行きかう人々は和装と洋装が入り交ざっています。ステッキや帽子、人力車も西洋から伝わった馬車を和風にアレンジした乗り物として、しばしば見られるようになりました。 -
御所人形 力丸ごしょにんぎょう りきまる 縦290mm 横390mm 高310mm 江戸時代後期紀州徳川家旧蔵品。半月型の目にキリリとした口物には、聡明な雰囲気が漂います。肩には金の刺繍で縫い付けられた葵の紋と刀にも蒔絵で描かれた葵の紋を見ることができます。 -
極彩色孔雀香爐ごくさいしきくじゃくこうろ 縦140mm 横170mm 高200mm 明治〜昭和初期孔雀が尾を広げた姿は誠に美しいものです。しかし、その美しさをここまで再現できる陶芸家は他にいないでしょう。立体的で複雑な形状の尾には、千本を超える羽毛を金彩で描き、その一本一本に動きをつけることで羽毛の柔らかさまで表現しています。日頃から動物に触れ、スケッチをすることで、動物たちのしぐさや表情、毛並みが詳細に再現されています。 -
色変立田川向付いろがわりたつたがわ むこうつけ 縦185mm 横156mm 高37mm 昭和9年頃尾形乾山によって考案された竜田川の意匠を表した作品です。本歌に比べて紅葉の形に鋭く切り込まれた形状や、料理を盛り付けるために大きくされたサイズ、さらに料理が映えるように裏面に足が取り付けられて高さが協調されているなど、魯山人らしい工夫が随所にみられる逸品です。