屏風「蘭亭序」
北大路魯山人

屏風「蘭亭序」北大路魯山人

  • びょうぶ「らんていじょ」
  • 縦1750mm 横3900mm
  • 昭和24~30年頃

「蘭亭序」とは、中国の書聖として知られる王羲之の最高傑作である漢文のことです。その作品を魯山人が臨書したものです。東晋の永和9年(353年)3月、会稽郊外の蘭亭(紹興県西南)に集まった王羲之、謝安ら四十一人の一流文士が森や竹林の下をまがりくねってゆく流れに盃を浮かべて即興の詩を詠じては飲み楽しんだときの様子を書いています。